はじめに
仕事を辞めて、以前より心のざわざわは落ち着いてきたように感じます。
それでも、誰かの言葉や情報に触れたとき、
一気に気持ちが揺れてしまうことがあります。
SNSのサムネで、
「これをやっている人、危険です」
「今すぐやめて」「それ間違ってます」
そんな強い言葉を見ると、
自分の中の何かがざわっと反応してしまう。
私は以前から、言葉に敏感になってしまうことは気が付いていたのですが、
そんな強い言葉や、犯罪の場面が映っているような動画がすごく苦手です。
そんな言葉に影響を受けやすい私が、
いま実践しているセルフケアについて紹介していきます。
言葉に敏感になっているとき
疲れている時や、必要以上に人の目を気にしている時は、
どうしても言葉に敏感になってしまいます。
- 過去の嫌な思い出がある言葉を聞いた時
- 自分の隠しておきたい気持ちを言い当たられた時
- 自分に向けられた言葉ではなくても否定的な言葉を聞いた時
けれど、情報が悪いわけでも、
言葉を発した人が悪いわけでもないのです。
ただ、今の自分には刺激が強すぎる言葉があるということなのですよね。
敏感さは、弱さではなかったのかもしれない
看護師の仕事はシリアスな場面が多いです。
振り返ってみれば、言葉ひとつで、相手の表情が変わったり、
安心したり、傷ついたりする現場にいました。
だからこそ、
- どう伝えるか
- どんな言葉を選ぶか
常に気を張ってきたように思います。
そう考えると、言葉に敏感になった今の状態は、「壊れた」のではなく、
ずっと張りつめていた感覚が、表に出てきただけなのかもしれません。
大切だと思っていた分、意識も言葉に向きやすいと思います。
言葉に振り回されないために、私がしていること
① 言葉との境界線を引く
スマートフォンの待ち受け画面に、
小さくこんな言葉を書いています。
その人の言葉は、その人のもの
私の言葉は、私のもの
誰かの発信を見て心が揺れたとき、
「これは、今の私に必要な言葉だろうか?」
そう立ち止まるきっかけになります。
すべてを受け取らなくていい。
そう思えるだけで、少し楽になります。
② 自分のための言葉を用意しておく
調子のいいときに、
自分に向けた言葉を書き出して、
アファメーションカードとして手元に置いています。
元気づけるためというより、
責めないための言葉。
ポジティブすぎず、行動を促さない言葉。
評価せず、自分になじむ言葉を書き出します。
落ち込んだときに探しに行くのではなく、
いつでもそこにある状態にしておく。
それだけで、ひとつお守りが増えたように感じています。
私は、アファメーションカードを画像編集アプリで作り、
見るだけで少し気持ちが緩むような形にしています。
人目が気になる場合は、英語表記にするのもひとつの工夫です。

③ 無理に「強くなろう」としない
言葉に敏感な自分を、
以前は「弱い」「情けない」と良くないことだと感じていました。
でも今は、
無理に鈍くなる必要はないと思っています。
必要なのは、
敏感なままでも自分を守れる工夫だと思います。
刺激から完全に逃げるのではなく、
距離を調整すること。
SNSは強い言葉のものは見ない。
極力、目に入らないようにして、心地の良い情報を大切にします。
それが、今の私に合ったセルフケアです。
言葉に敏感な人ほど、疲れやすい
言葉に敏感な人は、
たぶんそれだけ言葉に関して多くのことを感じ取っていると思います。
だから疲れやすいし、
回復にも時間がかかることもあります。
でもそれは、
欠点ではないかもしれません。
扱い方が分からなかっただけで、
本来はとても大切な感覚なのだと思います。
おわりに
時には、無気力になる日もあります。
時には、気持ちがざわつく日もあります。
それでも以前より、
自分を責める時間は少しだけ減らせるようになったと思います。
言葉に敏感なままでもいい。その分、良い言葉が心により響く証拠でもあります。
そして、「その人の言葉はその人のもの。私の言葉は私のもの。」
少し立ち止まって切り替えられる。
この記事が、
誰かの「それでもいっか」と思える気持ちにつながってくれたら、嬉しいです。



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