はじめに
「休んでいるはずなのに、休めていない感覚」があります。
- 仕事を辞めた、休みに入った
- 体は動いていないのに、頭と心はずっと緊張している
- 「ちゃんと休めていない気がする」「焦ってしまう」
- 術後、体は少しずつ回復しているのに休まらない
これは怠けでも意志の弱さでもなく、
医療現場でよく見る「緊張が抜けない状態」と同じだったと気づきました。
緊張は「性格」ではなく「状態」
緊張しやすい人、真面目な人、
責任感が強い人と言われがちだけれど、
本質は違うように思います。
長いあいだ、
- 判断を求められる
- 穴をあけられない
- 失敗できない
- 常に気を張っている
こうした環境にいると、
自律神経が「警戒モード」のまま固定されます。
休みに入っても、
すぐに切り替わらないのは、この警戒モードの影響だと考えられます。
「休み方が分からない」の正体は?
休み=運動・外出・リフレッシュ
と思いがちですが、
でも、疲れ切っている時は、
- 判断力が落ちる
- 記憶が曖昧になる
- 前向きな思考ができなくなる
これは、
性格ではなく、脳と神経の疲労です。
休むことへの罪悪感や、
抵抗感が生まれるのも、
判断ができなくなっている証拠です。
「休み方が下手」なのではなく、
回復のフェーズが違うということだったのです。
ため息は、れっきとしたセルフケア
医療・看護の現場で、
深呼吸ができないときに勧めていたのは、
「ため息」です。
- 深く吸わなくていい
- 口から「はぁ~」と吐くだけ
→ 副交感神経が入りやすい
→ 1人の時なら、誰にも迷惑をかけない
→ むしろ緊張をほどく合図
ため息は、無意識に周囲の緊張も誘ってしまうことがあります。
だからこそ、1人の時にそっと吐く。
それは、自分のためであり、周りの人へのやさしさでもあると思っています。
<ため息する時のポイント>
「1人の時にする」
「ちゃんとやらなくていい」

休むとは「回復を邪魔しないこと」
今は、
- 動けない
- ほぼ家にいる
- 寝ている時間が長い
それでもいいのです。
今の目標は、
良くなることではなく
悪化させないこと。
「今日は何もしなかった」ではなく、
「今日は体を守れた」が、
回復の一歩です。
緊張が抜け始めるサインは?
- ぼーっとできる
- 眠くなる
- どうでもいい動画を見られる
- 何も考えないで過ごせる
- 自然と呼吸が深くなる
- 肩や首が緊張していない
- 焦らない時間が増える など
これらは、
だらけているサインではなく、神経が休み始めたサインです。
おわりに
焦りがある時は、まだ回復途中です。
焦る自分が出てきたら、
「休みが足りない」ではなく
「まだ緊張が残っている」状態。
無理に前向きにならなくていい。
読んでくださった誰かの肩の力を、
ほんの少しでも緩められたなら嬉しいです。
そして、感謝やワクワクは、
回復してから自然に湧いてくると思います。
同じようなテーマを、何度も書いてしまうのは、
まだ私の中に、緊張の名残があるからだと思います。
何度も言葉にして、
何度も確かめて、
「休んでいい」と、体に伝えています。
この記事も、回復の一歩に。



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