今あるものを見直す|焦ったとき、落ち込んだときに

日常・ライフスタイル
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はじめに

看護師の仕事を離れて、日々時間に追われず
生活することができている今ですが、
そんな生活に慣れたのはつい最近のことです。

長い間、常に焦って、時間に追われていたことが、
いつの間にか完全に日常に染みついていたのです。

時間内にどれだけのことが進められるか、
そんなことばかりを考えていたのだと、ふと思った瞬間がありました。

そこで、環境を変えた今、
改めて感じたことを書いてみようと思います。


キラキラした人と比べてしまう

静かな生活をしていても、
自然と情報が入ってくる、
もしくは取りに行ける現代ということもあり、
ついつい他人と自分を比べてしまいがちです。

そして、比べては落ち込んだり、悲しんだりしてしまいます。

それが一概にわるいこととは言えませんが、
どうしてもマイナス方向に気持ちがいくことは多いです。

その人の影の努力や悩みなども見えない。

最近では、医療もののドラマを観ると、
すごく落ち込むこともありました。

学生時代に観て、とても憧れていた『救命病棟24時』。

いざ病院で働くと、
色々現実とは違うなと思いながらも、
描かれている気持ちや情熱などは通じるものがありました。

そして、自分の職業がドラマで扱われることは、
励みにもなりました。

けれど、今はそんな仕事から離れた。

道を外れて、落ちこぼれた。

今のこの状況で観る『救命病棟24時』は、
思った以上にこたえました。


以前の自分と比べてしまう

ドラマを観ていると、
あんな風に私も情熱をもって頑張っていた頃もあった。
そう思って振り返るほど、なんで今はこうなってしまったのだろうとも考えたりします。

自分の体力や気力の変化に、
自分自身で情けなくなっている。

少しは誰かの役に立てていた頃に比べて、
今は誰の何の役にも立てていない。

そんな風に自分を追い込んで、
自分を自分で傷つけるようなことを考えてしまう。


道は外れても他にある

村上龍さんのある言葉が、
マイナス感情からの出口の鍵となりました。

もう数十年前のインタビュー映像でした。
「学校に行っていないとか、リストラされたおじさんの場合には会社に行っていないとか、そういう人をどこかレールから外れた人みたいに見る風潮はまだあります。」

そして、そんな風潮に対して
「皆一緒じゃなくても良い」「今日本は多様化の時代を迎えて、ざまあ見ろって思います。どっちが正しかったのかって」とも語っています。

個として生きる大切さや、
気持ちよく自分の人生を楽しむ力が感じられます。

そんな言葉から、自分の今のこの感情は私だけの孤立した感情ではないかもしれない。

レールは1つではないと気づかせてくれました。


見るところを変える

村上龍さんは、もしかしたら
あえて「レール」と表現しているようにも思えます。

「レール」と「道」では、
少し意味合いが違うかもしれません。

けれど、
どちらも1つではないことは共通していると思います。

焦ったり、誰かと比べたり、
何か大きなことをしなければいけないのではと思ったり、
本来あてたい焦点とは少しずれたところに目がいってしまいます。


ないものではなく、あるものを見る

では、どうしたらその焦点を変えられるのでしょうか。

これまでの道も、これからの道も大切です。

けれど、
今立っている自分の足元までも大切なんだと思います。

家の整理や掃除、断捨離なんかを考えると、
いつも新しいものを買いたくなったりします。

掃除をするための道具や洗剤、
流行りに乗れそうな服やバッグ、、、

でも、そう簡単に色々買えません。
今は収入もない上に、すごい物価高。

そうなると、購入するときの吟味時間も増えましたが、
必然的に過去に買ったものを見直すようになりました。

過去も、買いたいトキメキを感じて買ったんですよね。

なので、その頃の感情も少し蘇らせて、大切にしたいと思うようにもなりました。


おわりに

少し遠回りはしますが、
人と比べて落ち込んでも、自分には自分の道があるし、
過去歩いてきた道にもヒントがある。

毎日同じ感情ではないところに
人生の色味があるのかもしれませんが、
黒やグレーでいっぱいになってしまう日もあります。

そういうときは、今あるものを見つめ直すことが助けてくれることがあります。

辛かった険しい山道も越えてきたんだと、自分を労う。
のどが渇いたから、今は腰を下ろして美味しいお水を飲もう。
深呼吸をして、景色を楽しもう。

今の景色をちゃんと見ることでそんな風に思えたら、
少し、心が軽くなるように思います。


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